フランス在住の作家・辻仁成が、新型コロナの感染拡大とともに変化するパリの日常生活の様子をしたためたブログ「Design Stories」を修正、加筆し書籍化しました。
16歳の息子とともにパリで制限下を生き抜くことになった――。それまであった日常がいきなりストップし変わってしまったなか、絶望から希望を取り戻す方法、親子で力を合わせてこの状況を乗り越えようと頑張った毎日、精神の葛藤などが、日々の写真とともに描かれています。
新型コロナ第二波も懸念され、希望が見えない時代、手に取って下さった方々が大事な日常を放棄しないように寄り添う1冊となっています。
ぜひ、以下サイトより各ショップにてご予約ください。
株式会社あさ出版 『なぜ、生きているのかと考えてみるのが今かもしれない』HP
【目次】
第1章 新型コロナがやって来た
第2章 未曽有の危機へ立ち向かう
第3章 体も心も疲れ果てた時だからこそ
第4章 世界が落ち着きを取り戻すまでに ぼくたちが出来ること
第5章 アフターコロナの世界で
【タイトル】なぜ、生きているのかと考えてみるのが今かもしれない
【著者】辻仁成
【発売日】2020年8月26日
【定価】1,300円+税
【ページ数】288ページ
【ISBN】978-4-86667-224-3
【発行】株式会社あさ出版
株式会社あさ出版 『なぜ、生きているのかと考えてみるのが今かもしれない』HP
<辻仁成プロフィール>
1989 年「ピアニシモ」で第13 回すばる文学賞を受賞。以後、作家・ミュー ジシャン・映画監督・演出家と文学以外の分野でも幅広く活動している。
1997 年「海峡の光」で第116 回芥川賞、1999 年『白仏』の仏語翻訳版 「Le Bouddhablanc」でフランスの代表的な文学賞「フェミナ賞・外国小説 賞」を日本人として初めて唯一受賞。著作はフランス、ドイツ、スペイン、イタリア、 韓国、中国をはじめ各国で翻訳されている。『冷静と情熱のあいだ Blu』 『サヨナライツカ』『人生の十か条』など著書多数。パリ在住。