太田光の長編小説『笑って人類!』が、文庫本の上下巻で、
3月6日(木)幻冬舎より発売されます。
巻末に又吉直樹×太田光の、特別対談を収録。
ぜひご購入ください!
<あらすじ>
21××年、全ての主要国リーダーが集結する瞠目の“マスターズ和平会議”にピースランド首相・富士見は飛行機に乗り遅れてまさかの遅刻。そのおかげで、会議を襲った惨劇を免れた富士見は、マスターズ会議を再び開催するために、世界の平和のために奔走することに……。ダメダメ総理とその仲間たちは武力ではなく言葉の力で、どの国の、どんな立場の人間も置き去りにせず、世界を一つにしようとするが――。
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子供達よ、信じるんだ。未来はいつも面白い。
世界の平和のため、ダメダメ総理が獅子奮迅!?
主要国リーダーが集結する“マスターズ和平会議”に極東の小国・ピースランド首相が、まさかの遅刻。そのおかげで惨劇を免れた彼は、ドン・キホーテのごとく立ち上がるが……。
笑いと興奮と感動と――。
「言葉の力」を信じる爆笑問題・太田光、祈りのような書き下ろしエンターテインメント!
「笑いもので結構! 私の子供の頃の夢はコメディアンだ。偉大なコメディアンになって世界中を笑わせたいと思っていた。今こそそれを叶えてやる」
“マスターズ和平会議”はテロ国家共同体ティグロ代表・ブルタウにより破壊された。会議に遅刻し、世界に恥を晒したピースランド首相・富士見はマスコミから糾弾され、デモ隊から生卵をぶつけられ、支持率は地に落ちた。しかし彼は会議を再開するべく、フロンティア合衆国の大統領代理・アンに想いを込めた手紙を送る。富士見を取り巻く桜を始めとした個性のキツイ秘書たちと、アンと彼女を支える国務長官・ダイアナは、武器ではなく「言葉の力」で、どんな国のどんな立場の人間も置き去りにせず、世界を一つにしようとする。しかし、両親をテロで亡くしたアンには、ある秘密があった――。
【タイトル】笑って人類!(上)(下)
【著者】太田光
【定価】957円(本体870円+税)
【発行形態】文庫
【ISBN 】
9784344434585(上)
9784344434592(下)
【発売日】2025年3月6日
太田光(おおた ひかり)プロフィール
1965年5月13日、埼玉県生まれ。日本大学芸術学部演劇学科を中退後、88年、大学の同級生の田中裕二と爆笑問題を結成。93年度「NHK 新人演芸大賞」、2006年「芸術選奨文部科学大臣賞」受賞。2018年、オムニバス映画「クソ野郎と美しき世界」の一編、 草彅剛主演の「光へ、航る」を監督。2020年「ギャラクシー賞」ラジオ部門 DJ パーソナリティ賞を受賞。
著書に『爆笑問題の日 本言論』(宝島社)、『マボロシの鳥』(新潮社)、『憲法九条を世界遺産に』(共著、集英社新書)、『違和感』(扶桑社新書)、『芸人人語 コロナ禍・ウクライナ・選挙特番大ひんしゅく編』(朝日新聞出版)など多数。