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2018.05.21「タイタンの学校」ネタ作り総合講師 高橋洋二インタビュー

高橋 洋二 放送作家/ライター
今回「タイタンの学校」のネタ作り授業の講師のお話があった時、どのように思われましたか。

このお話を頂けたときは純粋に嬉しかったですね。タイタンの未来を作っていくプロジェクトに参画させて頂けるというのはとても光栄なことです。
いろいろな事に対しての意見や知識を持っている人と学校規模で交流することは相当な刺激になるだろうし、我々もそういう刺激を与えないといけないな、と思っています。自分一人だと知らなかった世界がこんなにあるという事を知る事が面白いと感じてほしいですね。それがコンセプトにもある「+α」なんじゃないかな、って思います。

芸人を目指す方にとってどのようなことが必要と考えていらっしゃいますか。

今、お笑いって本当に難しくなってきてると思うんです。その中でも、わかっていることは二つのパターンがあって、一つは王道。真っ当なことをやって正面から面白いっていう例えばタイタンでいえば爆笑問題みたいな。そういうちゃんと実力のある芸人さんにしっかり日の目が当たっているというのがあって、一方では王道の反対だから覇道って言ったらいいのかな。今の時代、えっこんな人が売れるの、というような人が売れたりする。だから本当にわからない時代になりましたよね。でも言える事は今、売れている人は売れるべくして売れている、ということです。だからメインストリートを歩むにせよ、サイドストリートを歩むにしても売れるべくして売れるために必要な地力を作っていくことが必要だ、と思っています。特にサイドストリートはこの先、何がどうなるかというのが本当にわからない。でも、そこが面白いと思うし、受講者さんには可能性はゼロではないと思ってきてほしいですね。

高橋 洋二 放送作家/ライター
実際の授業はどのようなものを想定していらっしゃいますでしょうか。

まずは自分の発想したものを人に評価してもらうということの?楽しさ″を感じてもらいたい、と思っています。きっとネタを作ったことをある人もいるだろうし、作ったことが無い人もいると思うんですけど、どちらの人でも受け入れられるテーマを課題にしながら実習形式を中心に教えていきたいと思っています。あと、生徒に合わせて臨機応変にカリキュラムを組んでいきたいですね。

今回、タイタンの学校のキーワードに「挑戦」という言葉があります。
高橋さんにとってこれまでで一番大きな挑戦とはなんでしょうか。

法政大学の2年在学中のときだったかな。当時、文化放送さんに放送作家として入る事が決まった時に、思い切って大学を辞めたことですよね。もうプロの放送作家になるって自分で決めたので大学なんて行ってる場合じゃないな、と思ったんです。今思えばすごい挑戦をしたなあ、と思いますよ。でも結果としては良かったんじゃないかな。

最後にタイタンの学校への入学を検討している未来の受講者へメッセージをお願いします。

こういう学校って結構コストが掛かるじゃないですか。それは金銭的な意味でも勿論大変ですけど、学校に“通う”ってことも大変ですし。ただ、その通ってくれた方にはその労力以上の効果があったって言ってもらえる学校にしていきたいと思っています。絶対に損はさせたくない。そして、皆さんの個人個人の中にある引き出しを開けてあげたいし、この学校は本当に素晴らしい講師の人たちが集まっているので、あなたをより面白くすることができます!

高橋 洋二 放送作家/ライター

高橋 洋二
放送作家/ライター

1984年に「吉田照美のてるてるワイド」にて放送作家デビュー。
「タモリ倶楽部」「タモリのボキャブラ天国」「サンデージャポン」など
数々のバラエティ番組を担当。現在では爆笑問題の番組を多く手掛けており、
タイタンが最も信頼する放送作家の一人。著書に「10点さしあげる―テレビぶらぶら観察記録」
「オールバックの放送作家―その生活と意見」などライターとしても活躍中。